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本作は、“喪失”という出来事のその先にある、静かで持続的な感覚に焦点を当てた楽曲です。
人は、大切な存在を失ったとき、その不在の大きさに直面します。 しかし同時に、これまで当たり前に存在していた言葉や仕草、価値観が、 時間の経過とともに自分の内側に深く残り続けていることに気づかされます。 「いるようで」は、その“いなくなったはずの存在が、確かに自分の中に生き続けている”という感覚を、 極めてパーソナルな視点から描いた作品です。
日常の中でふと立ち現れる記憶や、無意識に重なっていく思考や選択。 その一つひとつが、かつての存在との繋がりを静かに証明していきます。 本楽曲では、失ったことそのものを強く訴えるのではなく、むしろ“受け継がれていくもの”に焦点を当てています。
誰かの言葉や生き方が、時間を越えて自分の中に根付き、やがてそれが自身の一部として現れてくる。 その連続性を、繊細な言葉と空気感のあるサウンドで表現しています。 約3年ぶりとなる本リリースは、LUI BRANDにとってひとつの転換点でもあり、 これまでの活動を通して培われた視点や感情をより深く掘り下げた意欲作となっています。
過去と現在、そしてこれからを静かに繋ぐ一曲として、多くの方に届くことを願っています。